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Backup as a service | サービスとしてのバックアップ

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    サービスとしてのバックアップとは?

    Backup as a service (BaaS)は「オンラインバックアップ」または「クラウドバックアップ」とも呼ばれ、データをクラウドにリモートで保存する方法です。バックアップとリカバリに必要なインフラ、ソフトウェア、およびサポートサービスは、サービスプロバイダーが提供して管理します。Backup as a Serviceを使用すると、組織は容量のオーバープロビジョニングや長期にわたるCAPEXの購入サイクルを排除し、OPEXのサブスクリプション料金へとシフトできます。同じく重要な点は、リソースをインフラの管理から解放して、より価値のある業務に集中できることです。

    なぜBackup as a Serviceが重要なのか?

    データが指数関数的に増加し、レガシーインフラのサイロ化が進む中、多くのIT組織にとって時間と費用のかかるデータのバックアップは、ますます大きな課題になっています。これらの組織は、クラウドの導入こそがコスト効率と運用効率を改善し、業界全体のセキュリティを強化すると考えています。

    縮小/固定されていくIT予算をインストール、メンテナンス、データバックアップインフラの管理に費やす割合が増えている組織は、少ないリソースでより多くの成果を求めていますが、他のビジネスクリティカルな業務に割く費用も時間もほとんどありません。

    データのBackup as a Serviceは、この時間と費用の問題を以下のように解決します。

    • OPEXへのシフト – 簡単なサブスクリプションベースの価格でCAPEXとアップグレードの悩みを解消します。
    • バックアップとリカバリの簡易化 – 時間のかかるインフラのサイロを排除し、オフサイトのバックアップをサービスプロバイダーに移行して管理を簡易化します。
    • データの脅威防御 – 最も貴重なデータにオフサイトの冗長インフラでエアギャップの保護を提供して、必要な時にどの場所にでも迅速に復旧します。

    最良のバックアップサービスとは?

    最良のエンタープライズバックアップサービスは、Cohesityとそのパートナーから提供されています。CohesityにはBackup as a Service (BaaS)も含め、Data Management as a Service (DMaaS)製品のポートフォリオがあります。

    Cohesityは、クラウドサービスのリーダー、AWSと連携してこれらの製品を提供しています。

    大手企業や大規模組織の多くがデータの保護をCohesityに頼っています。組織はCohesityによってTCOを50%~70%削減できたと一貫して報告しています。

    バックアップのプロセスは?

    Backup as a Serviceの全プロセスには、以下のステップが含まれます。

    1. セキュリティのため、アカウントの認証と有効化を使用してWebから直接サインインする
    2. データの暗号化と、バックアップデータを保存するクラウドリージョンを設定する
    3. バックアップするオンプレミス、SaaS、またはクラウドのデータソースを登録して接続する
    4. 保護されていないデータの自動検出とポリシーの自動化を通して、データソースを保護する
    5. 最悪の事態やランサムウェア攻撃が発生した場合は、瞬時にそのバックアップから任意の時点までをスケーラブルかつ簡単に復元する

    AWSのバックアップサービスとは?

    組織は、AWSのワークロードとクラウドネイティブのアプリに対して、エンタープライズクラスのBackup as a Service (バックアップサービス) を導入できます。また、Cohesityなどの強力なマルチクラウドデータ管理ソリューションを使用すると、レガシーのワークロードやデータセットもシームレスに拡張してクラウドに移行できます。例えば、ITチームはCohesityを使用して、Amazon EC2クラウドコンピュートやAmazon RDSクラウドデータベースをバックアップできます。

    Backup as a Serviceの3つのタイプとは?

    Backup as a Serviceは他に、以下のような類似のバックアップサービスを実行できます。

    • クラウドバックアップ – 元々、消費者データをクラウドにバックアップするために登場しましたが、SaaSモデルでは企業データや業務データをクラウドにバックアップすることを指す場合もあります。
    • オフサイトバックアップ – 以前は、安全のためバックアップデータ (通常はオフラインのテープメディア) を別のオフサイトロケーションに移動して保管していました。今日では、クラウドが一般的なオフサイトロケーションになっています。
    • クラウド・ツー・クラウドのバックアップ – クラウドのデータソースをバックアップするサービス。この機能が含まれたBackup as a Service製品もあります。

     

    CohesityとBackup as a Service

    Backup as a Service (BaaS)モデルは企業にとって魅力あるサービスですが、ハイブリッドアプローチでデータを直接管理できるようにしたい企業も多くあります。しかし、従来のバックアップ製品はその柔軟性も選択肢も備えていません。そのため、ITチームは複数のベンダーの異なるSaaSベースのソリューションを組み合わせ、クラウドゲートウェイでオンサイトのさまざまなバックアップ製品を管理することを余儀なくされています。

    CohesityとAWSの連携によるBack up as a Serviceは重要な課題を解決するだけでなく、選択肢と柔軟性を提供します。Cohesityのソリューションがあれば、ITスタッフは以下のことができます。

    • 予測不可能なバックアップ費用を排除 – オンプレミスのバックアップソリューションのCAPEXや、アップグレードのコストと手間を削減できるだけでなく、1つの包括的なOPEXサブスクリプション料金で、機能のローリングアップデート、無制限のデータリストア、無料のデータ転送などを利用できます。
    • ハイブリッドクラウドのバックアップを簡単に – Cohesity BaaSはハイブリッドかつマルチクラウドであるため、複雑なゲートウェイやサイロを排除することができます。さらに、単一の統一UIにより、サインアップ、接続、データの保護がわずか数分で完了します。
    • データの保護と価値の向上 – オンプレミスとクラウドの両方のワークロードを自動的に検出して保護します。そして、最も重要なこととして、大量データの断片化を防いでIT運用担当者を解放するとともに、開発者とデータ分析者がデータを使ってより多くのことができるようにします。
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