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SQLバックアップで月間時間を節約
Anana社は、顧客が人間とデジタルのタッチポイントにおいて価値の高いパーソナライズされた体験を提供できるよう、高度な顧客体験技術とコンサルティングを提供しています。電話、Webサイト、モバイル、eコマースを介したやり取り、バックオフィスでのやり取りは、シームレスに管理され、効率化を進めつつ、顧客体験を最適化します。 Anana社はPlatform as a Service (サービスとしてのプラットフォーム) プロバイダーであり、企業の問い合わせ窓口担当者にマルチチャネル通信向けの単一のインターフェイスプラットフォームを提供することで、価値を提供しています。同社は英国ブリストルに本社を置き、南アフリカにもオフィスを構えています。
同社は、急増するストレージハードウェアと既存のバックアップソリューションとの組み合わせにより、管理が過度に複雑になっていることに気づきました。データの増加に加えバックアップが必要な新しいデータソースの導入により、従来のプラットフォームでは必要な効率と機能を提供できなくなっていました。
Anana社が以前のプラットフォームで直面した問題に、TDEで暗号化されたSQLデータベースを効率的にバックアップできなかったことがあります。透過的データ暗号化 (TDE) を使用してSQLデータベースを暗号化した後、バックアッププロセスでデータの重複排除が適切に実行されず、その結果、フルバックアップの実行時にデータベースあたり約50%のデータがバックアップされていました。これにより、バックアップ時間が大幅に延長され、RTO (目標復旧時間) とRPO (目標復旧時点) の目標を達成できないという脅威へと発展しました。同社は、SQLデータベースを効率的にバックアップするより良いソリューションを必要としていました。
Anana社のプラットフォームは、単一のエージェント体験を通じて機密性の高い顧客情報にアクセスできるよう、問い合わせセンターエージェントにサポートを提供しています。Anana社のバックエンド環境は、大規模なSQLデータベースで構成され、VM (仮想マシン) の使用率が増大しており、IT運用は本社の主要なインスタンス、2つの冗長性向けアクティブデータセンターの合計3つの拠点に分散しています。
Anana社は、ストレージ管理の複雑さという課題に直面していましたが、Cohesityを導入してデータ管理のシンプル化と最適化を行うことで、この課題を解決することができました。同社では、本社におけるDataPlatform Virtual Editionの導入を含め、3つのデータセンター拠点でCohesity DataPlatformと DataProtect をクラスターで使用しています。
パフォーマンス、回復力、復旧を維持するという日常的な課題に加えて、ITチームは、データベースのクローン作成、スナップショット、レポート作成などの幅広いサービスでコンサルタント、開発チーム、サポートチームをサポートしています。
Anana社は、Cohesityの導入以降、暗号化されたSQLデータベースのパフォーマンス問題を解決し、業務全体で大きなメリットを手に入れました。
Cohesityの導入により、SQLインスタンスの毎日の増分バックアップのバックアップパフォーマンスが数時間から数分に短縮されました。現在、Anana社は、毎時実行される増分バックアップと、顧客要件に応じて毎時複数回実行されるログバックアップを組み合わせたバックアップスケジュールを使用しています。CohesityのChange Block Tracking機能により、バックアップ時間が大幅に短縮され、Anana社はSQLインスタンスのバックアップ時間だけで1か月あたり約240時間を節約しています。
Anana社のコンサルタントとレポート作成チームは、データを保護するためにCohesityの高度な Microsoft SQL Server データ保護ツールを使用しています。Anana社は、開発とテストのワークフロー向けプラットフォームの変更を試験的に行うため、クローンデータベース機能を使用しています。現在、ITインフラチームは、コピーのフルリストアを待つ必要なく、開発者にデータベースへのアクセスを提供できるようになりました。Anana社は、スキーマ更新スクリプトをテストするためにデータベースのリストアを数時間待つ必要がなくなったどころか、このアクションを数秒で完了し、開発目的でのデータコピーの無秩序な増殖を最小限に抑えることができます。
以前は、コンサルタントが大規模なデータベースへのアクセスを希望した場合、テスト用に指定された低速ストレージにデータをリストアしていたため、リストアに10時間以上かかっていました。Cohesityでは、即座にクローンがスピンアップされ、Cohesityノードから直接実行されるため、基盤となるストレージはもはや問題ではありません。Cohesityのデータベースのクローン作成機能により、多くの場合、データにアクセスする時間が1分未満に短縮され、大幅な改善がもたらされます。
シンプルなデータ管理により時間が節約され、効率を高めることができ、ITチームは、開発チームやコンサルタントに単純なクローン作成やリストア作業を委任できるようになりました。新しいスタッフにバックアッププラットフォームの管理についての予備知識がなかったとしても、使い方を教えるのは簡単です。
Anana社は引き続きCohesityの使用を拡大していく予定です。拡張のためのスペースを実現し、新しい顧客がプラットフォームに参加できるよう、使用を中断することなく、最初の導入後にクラスターごとに2つのノードをシームレスに追加しました。Anana社は、Windows Serverフェイルオーバークラスタリングを使用してファイル共有をプロビジョニングするのをやめ、既存の共有をCohesity SmartFilesに移行してNASの高可用性をスケールアウトする計画です。
さらに、同社は災害復旧 (DR) オペレーション向けにCohesityを拡大する予定です。Anana社はCohesityサービスの顧客であることに加えて、新機能の改善におけるCohesityの協力者でもあります。最近、Anana社とCohesityは、大規模なデータベースを新しいSQLサーバーにステージングできる新しいSQL移行機能に取り組みました。Anana社は、テスト実施してフィードバックを提供することで、Cohesityが新しい改善バージョンをリリースできるよう、支援を提供してくれました。顧客からのフィードバックは、そのビジネスに適した製品の開発に役立ちます。
Industry
Region
Use Case
Products
Environments
アイスランドにあるDK Software社が、Cohesityに切り替えて信頼性、使いやすさ、容量効率を強化
TXT社
SISTIC社