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M365のメールとファイルの復元を2週間ではなく4時間で迅速に
多国籍のエンジニアリングおよびコンサルティングサービスを提供するAusenco社は、3,000人を超える従業員の重要な100TBものMicrosoft 365 (M365) データをバックアップしています。以前のバックアップソリューションであった、セルフマネージドクラウドインフラストラクチャ上のVeeamソフトウェアは、同社のセキュリティニーズをもはや満たしておらず、管理に週20時間を要していました。Ausenco社は、サービスとして提供される Cohesity DataProtectに切り替えることで、これまでバックアップのインフラストラクチャ管理に費やしていた週20時間を取り戻し、ファイル復旧対応に4時間というSLA を導入し、サイバー保険と安心に必要なイミュータブルなバックアップを取得しました。追加費用は全くありません。
Ausenco社のエンジニアリングおよびコンサルティングサービス事業は、特に電池用金属の需要が急増している鉱業企業の間で成長しています。同社は、3,000人以上の従業員のために100TBもの重要なM365データをバックアップしています。「Microsoftは、ビルトインのデータ保護をいくつか提供していますが、当社の事業には十分ではありません」と、Ausenco社の運用サービス担当ディレクター、Kalpesh Bhathella氏は言います。「SharePointとOneDriveのファイルの一部を無期限に保持しており、これらをサイバー攻撃で失うわけにはいきません。」
2022年まで、Ausenco社のITチームは、Amazon Web Services (AWS) のInfrastructure as a Service (IaaS) を使用して、VeeamソフトウェアでM365データをバックアップしていました。しかし、インフラストラクチャとソフトウェアの管理は大変で、IT管理者の時間の50%が費やされていました。もう1つの欠点は、サイバー攻撃から復旧するために不可欠なイミュータブルなバックアップを取るには、より多くのインフラストラクチャとより多くの管理時間が必要だったことです。「セキュリティは私たちにとって最優先事項です」とBhathella氏は言います。「見込み客は常にそれについて尋ねます。また最近は、当社がサイバー保険に入っているかどうかも知りたがるようになってきています。イミュータブルなコピーが必要でしたが、管理上の負担を増やすわけにはいきませんでした。」
CohesityとRubrikを評価した後、Ausenco社はサービスとして提供されるCohesity DataProtectを選択しました。これは、M365などのソフトウェア・アズ・ア・サービス (SaaS) や、Ausenco社が後で追加する可能性のあるその他のクラウドまたはオンプレミスデータに対して、バックアップと復旧機能を提供します。「現代では、ITがコアビジネスであるのでもない限り、セルフマネージドインフラストラクチャは意味をなさないため、フルマネージドクラウドサービスという考えが気に入りました」とBhathella氏は述べています。「そしてデフォルトでイミュータブルなバックアップを作成するのはCohesityだけです。
Cohesityクラウドサービスは、約2週間で迅速に稼働を開始しました。ITチームは、もうほとんどそれについて考える必要がなくなりました。「初期設定したらすぐにCohesityは機能しました」とBhathella氏は言います。「まれにサポートが必要なとき、Cohesityはすぐにそれに対する対策を見つけてくれました。エスカレーションする必要は一度もありませんでした。」
Ausenco社にとって、Cohesityソリューションの最大のメリットは、より強力なセキュリティ体制です。「サイバー攻撃から保護するためにできることはすべて行っていますが、CohesityのイミュータブルバックアップコピーからM365のクリーンなデータをリストアできるということは、確固たる代替策があるということになります。イミュータブルなバックアップをオフサイトに保存することも、将来に備えてサイバー保険をかける資格を得るのに役立ちました。」
より強力なセキュリティが、より少ないコストで得られます。「クラウドインフラに月額料金を支払う必要がないため、その節約分をサービスとして提供されるCohesity DataProtectに充てることができました」とBhathella氏は言います。「さらに、バックアップソフトウェアやクラウドインフラの調整や管理に費やしていた週20時間もの時間を節約できるようになりました。」 以前はバックアップ管理に50%の時間を費やしていたチームメンバーは、今やその時間をより価値の高いデジタル変革作業に費やすことができます。そして、Ausenco社の他のサイバーセキュリティ対策とともに、イミュータブルなバックアップは、有利な保険料でサイバー保険契約を結ぶのに役立ちました。
Ausenco社は初めて、M365のメールまたはファイルの復旧に4時間のSLAを提供しています。これは、同社のエンジニアリング、コンサルティング、運用の多忙なチームにとって大きなメリットとなっています。「当社の以前のバックアップソリューションでは、Exchange、SharePoint、またはOneDriveファイルの復元に数週間もかかっていました。IT管理者が何百ものバックアップの中からそれを見つけなければならなかったからです。「Cohesityの検索エンジンは、バックアップのGoogleのようなものです。ファイル名またはフレーズを入力するだけで、リストが表示されます。探しているファイルは、そのトップに現れることがよくあります。」
現在、Ausenco社は、オンプレミスやAWSの仮想マシンなど、M365以外のワークロードを保護するために、サービスとして提供されるCohesity DataProtectを使用する準備を進めています。より回復力を高めるために、Bhathella氏はハイブリッドクラウド環境であるMicrosoft Azureで特定のワークロードをバックアップすることを計画しています。ITチームは、同じCohesityインターフェースからあらゆるクラウドでバックアップとリストアを表示および管理でき、統一された管理エクスペリエンスを享受できます。
Bhathella氏は「サービスとして提供されるCohesity DataProtectは、イミュータブルなバックアップ、高速リストア、優れたサポートなど、事業の成長に合わせてあらゆる種類のデータを保護するために必要なものをすべて備えています。インフラの管理について心配する必要は一切ありません」とまとめています。
Ausenco社は、鉱業、金属、産業分野に革新的で付加価値のあるコンサルティング研究、プロジェクトデリバリー、資産運用、メンテナンスソリューションを提供しています。オーストラリアのブリスベンに本社を置く同社は、15カ国に26のオフィスを構え、世界80カ所以上の拠点でプロジェクトを管理しています。
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