Loading

デトロイト市は、データセキュリティとランサムウェア保護に積極的に取り組んでいます

Up to0%

管理のオーバーヘッドを削減

City of Detroit

概要

デトロイト市は、セキュリティリスクの増大と手のかかる手動のバックアッププロセスに対処するため、データ保護戦略をモダナイズする必要がありました。市は、イミュータブルバックアップ、AIを活用した脅威検知機能、そしてMicrosoft 365を含むオンプレミス環境とクラウド環境の両方のワークロードを保護する能力があることを評価して、Cohesityを選択しました。これにより、市のITチームは脅威をより早く検知し、サイバー攻撃時や偶発的なデータ損失後に迅速にクリーンなデータをリストアし、さらにバックアップから直接仮想マシンを実行して、サービスの継続性を維持することが可能になりました。

課題

デトロイト市の情報技術局は、保健から税金、交通まで、すべての地方自治体サービスをサポートしています。「ITにおける私たちのミッションは、住民が頼りにしている日常サービスを、常に機能させることです」とシステム管理者スーパーバイザーのデヴィッド・ドーソン氏は言います。「仮想マシンやデータベースがサイバー攻撃によって失われたり暗号化されたりした場合、バスの運行が遅れたり、緊急の家賃支援が必要な住民からの電話に対応できなかったりする可能性があります」。

市が独自に構築したバックアップシステムは機能しましたが、データを保護するには時間のかかる手動プロセスが必要でした。たとえば、バックアップをオフラインにするには、誰かがデータセンターに行き、サーバーの電源プラグを抜かなければなりません。情報技術局は、デトロイトが全国的な注目を浴びる2024年のNFLドラフトよりも前に、データ保護システムをモダナイズしたいと考えていました。「データセキュリティとレジリエンスは市の最優先事項です」とドーソン氏は言います。「私たちには、バックアップに保存されている、個人を特定可能な情報[PII]と個人健康情報[PHI]を保護する義務があります。そして、もし脅威が防御網を突破したとしても、クリーンなデータを迅速に復旧するという確信が持てなければなりません」。

解決策

業界をリードするデータ保護ソリューションを比較した後で、デトロイト市はCohesity Data Cloudを選びました。Cohesity Data Cloudは、イミュータブルバックアップとAIベースの脅威検知で際立っていました。ドーソン氏は語ります。「Cohesityは、クリーンなデータを復旧することで、攻撃に対応する方法以上のものを提供してくれます。また、多要素認証、ロールベースのアクセス制御、脅威の兆候となり得るバックアップ内の異常なアクティビティをAIベースで識別する機能を備えているため、攻撃の予防にも積極的に取り組むことができます。」

市は、Cohesityのソリューションを使用して、仮想マシンやデータベースなどの部門データに加え、Microsoft 365やGoogleなどのクラウドアプリケーションもバックアップしています。「Cohesityは、あらゆるクラウドとオンプレミスの場所から、私たちが実行しているあらゆるタイプのワークロードを取り込みます」とドーソン氏は言います。警察、消防署、公共事業、運輸の各部門は、Cohesityを最初に採用し、市議会や市長室をはじめとする他のすべての部門の先導役となりました。計画には、Cohesityを使用してオンプレミスのデータをパブリッククラウドにバックアップし、クラウドベースのインフラストラクチャへの移行をサポートすることが含まれています。

成果:

Cohesityに移行することにより、市のセキュリティ体制とサイバーレジリエンスが向上しました。Cohesityソリューションがバックアップアクティビティで通常とは異なるものを検知した場合、ITチームはアラートを受け取ります。ドーソン氏は言います。「たいていは簡単に説明できるような些細なことが原因です。たとえば、チームの誰かがデータベースを消去してしまい、そのまますっかり忘れていた、というような。けれども、時にはそれが現実の脅威になることもあります。ランサムウェア攻撃の初期段階などです。早期に状況を把握することで、重要な都市サービスを維持するための対策を、より迅速に講じられるようになります」。

攻撃が防御網を突破した場合でも、ITチームはCohesityのイミュータブルバックアップからクリーンなデータを復旧し、既存インフラや新規インフラにリストアできます。偶然のデータ損失についても同じです。市のユーザーが誤ってクラウドデータを削除してしまったときに、チームはそれを迅速にクラウドにリストアしました。「重要なデータの場合は、Cohesityのバックアップから直接仮想マシンを実行することもできるので、データが本番サーバーに移動されるまでの遅延を回避できます」とドーソン氏は語ります。

ITの効率も向上しました。「Cohesityのおかげで、パッチ適用やアップグレードなどの管理時間を約40%短縮できました」とドーソンは言います。「以前はバックアップ業務のみを担当していたスタッフが、今ではデトロイトの住民や従業員向けの他のITプログラムをサポートする時間を確保できるようになりました」。Cohesityのバックアップは暗号化され、イミュータブル(変更不可)で、複数の場所に保存されるため、セキュリティ規制に準拠しやすくなります。また、これらの要因のおかげで、市はサイバー保険に加入しやすくなります。

思いがけないメリット:イベントの写真や古いレポートなど、重要でないデータに使用されるプライマリストレージコストが削減。「市は、サポートレベルが低い下位層のストレージを使用することで、年間約5万ドルの税金を節約しています」とドーソン氏は言います。「何か問題が発生しても、Cohesityのバックアップから迅速にデータをリストアできることがわかっているので、より高度なサポートを受ける必要はありません」。

市のリーダーは、Cohesityの最大の価値について、「市のサービスを、必要なときに確実に利用できるようにすること」と考えています。「仮想マシンが紛失したり破損したりして、駐車違反切符の料金を支払うことができなかったとしても、誰も文句は言わないでしょう」とドーソン氏は語ります。「しかし、公共の安全、健康、交通システムは、福祉と生活の質にとって非常に重要です。信頼性が高く、イミュータビリティなどのセキュリティ機能を備えたデータ保護システムがあれば、間違いなく夜もぐっすり眠れます。」

さらに、「私はCohesityを単なるベンダーではなく、パートナーだと考えています。Cohesityのアカウントマネージャーとは親しい間柄で、直接電話することもできます。答えがわからなくても、彼は必ず見つけ出してくれます。厳しい状況になっても、Cohesityがいつでも対応してくれます」。

主なメリット

  • 管理コストを最大40%削減
  • プライマリストレージのサポート契約で年間最大5万ドルの節約が可能
  • イミュータブルバックアップによるレジリエンスの向上
  • PII(個人を特定可能な情報)とPHI(保護対象保健情報)に関するプライバシー規制の遵守

デトロイト市について

デトロイトは世界の自動車の首都として知られており、モータウン時代の音楽遺産で有名です。2025年時点で、市の人口は64万5000人を超えると推定されています。市役所は30以上の部署で構成され、約9000人の職員を擁しています。