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Desjardins社、迅速なバックアップと復旧、簡素化、データ管理の自動化を実現するCohesityとCiscoのソリューションを選択

Desjardins社の建物
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バックアップ時間の短縮

Desjardins

CohesityとCiscoの統合プラットフォームに移行したDesjardins社は、バックアップウィンドウを50%短縮し、バックアップの管理を簡素化し、データセキュリティを確保することができました。

課題

Desjardins社は120年以上にわたり、カナダ人の銀行、資産管理、住宅・自動車保険のニーズに応えてきました。新しいテクノロジーソリューションの採用に積極的な業界のイノベーターとして知られるDesjardins社は数年前、VM (仮想マシン) をHitachi Data Systems (HDS) 社のストレージにバックアップすると決定しました。この従来型のバックアップソリューションは当初は適切に機能していたものの、会社の成長に伴い、その環境は管理しづらくなっていきました。

解決策 

2018年、ITチームがより適切なソリューションを探し始めました。「私たちがCohesityを選んだのは、シンプルで自動化機能が優れていたからです」とAmico氏は述べています。

Desjardins社は、Cisco UCSサーバーにCohesityを導入しました。CohesityとCiscoが共同開発したソリューションは、バックアップ、アーカイブ、災害復旧、ファイルとオブジェクトサービス、開発/テスト、分析などのデータ管理を簡素化し、データから無限の価値を引き出します。「CiscoがCohesityの認定パートナーだと知ったとき、私たちの心は決まりました」とAmico氏は認めています 「Ciscoを選んだもう1つの理由は、オールフラッシュオプションがあったからです。また、Cisco IntersightというSaaS管理プラットフォームを提供しているため、サーバーに内部管理アプリケーションをインストールする必要がありません。すべてをクラウドで管理できます」

CohesityとCisco UCS Cシリーズの構成は、Cisco Intersightと統合されています。Cisco Intersightは、従来のアプリケーションやインフラストラクチャ向けとクラウドネイティブのアプリケーションやインフラストラクチャ向けにインテリジェントな自動化、可観測性、最適化を提供するSaaSハイブリッドクラウド運用プラットフォームです。Amico氏はこう指摘しています。「Intersightを通じてCohesityを管理できることは、私たちにとって大きなメリットです。CohesityとCiscoはソフトウェアとハードウェアを考慮した上ですべてをシンプルにして、自動化しています。2つのソリューションはうまく連携しています」

Desjardins社のITチームは、すでにVMバックアップの30%をCohesityに移行しており、残りは来年中に移行する予定です。Amico氏はこう述べています。「私たちは、ワークロードを1つずつ置き換えて、Cohesityの運用を段階的に進めることを目標にしました。現時点で私たちは、長年に及ぶ履歴データを保存しています。データはさまざまな構成の中に存在しており、管理スクリプトは時間の経過とともに変更されています。アクセスを制限した自己完結型の組織的なアプローチを用いて、VMを一度に一台ずつ導入することによって、インフラストラクチャのコントロールを取り戻し、適切に文書化できるようになりました」

結果

CohesityとCiscoのソリューションがシンプルだったことで、Desjardins社のITチームはさらに戦略的なプロジェクトに取り組めるようになりました。Amico氏はこう述べています。「チームはインフラの観点からバックアップについて心配する代わりに、クライアントの検証を行えるようになりました。各クライアントを確認して、サーバーが8時間も稼働しているのはなぜだろう、Cohesityに移行する前に修正しよう、と考えるのです。問題をトラブルシューティングし、環境を積極的に最適化できるようになったことで、サポートのエスカレーションが大幅に減少しています」

Cohesityプラットフォームでは、バックアップもはるかに高速です。「今まで、ネイティブのWindowsファイルサーバーを12時間以内でバックアップできたことはありませんでした。Cohesityなら、3時間以内でこのデータが複製されリモートサイトに移動されます」

バックアップ時間の短縮により、Desjardins社のプロジェクトグループは、長時間の停止による影響を受けなくなりました。Amico氏はこう述べています。「私たちのSLA (サービスレベルアグリーメント) は大幅に改善しました。CohesityとCisco UCSの導入で、SLAの達成率が92.5%から99.975%に上昇したのです」

Amico氏は次のように説明します:「Cohesityを導入して得た最大の利点の1つは、すべてのVMを確実にバックアップできることです。Cohesityは自動的にクラスター全体をバックアップするので、バックアップし損ねるものはないことがわかります。インフラに問題が発生しても、私たちは保護されていて、ほぼ即時にビジネスを復旧できるのだと確信することができます」

Desjardins社がすべてのSQLワークロードをCohesityとCiscoに移行する計画は、今後数か月以内に始まります。ITチームは、VMバックアップにスピンドルベースのCisco UCSサーバーを使用し、データベースバックアップにCisco UCSオールフラッシュサーバーを導入する予定です。Amico氏はこう述べています。「データベースバックアップのPoCを完了したところです。現在は、データベースのバックアップに12時間以上かかっています。PoCの結果を見て、CohesityとCiscoを使うと各バックアップを6時間以内に完了できると確信しています」

Amico氏は、バックアップとNASを同じCohesityプラットフォームで実行できる点を高評価しています。「クラスターが別々でも、同じ高品質なソフトウェアプラットフォームで実行できるのです。インフラストラクチャと管理面を統一することで、シンプルになります。業界をリードするCisco UCSサーバーと組み合わせると、Cohesityソリューションは他の追随を許しません」

主なメリット

  • バックアップとリストアのSLAが92.5%から99.975%に向上
  • バックアップ管理の簡素化で、ITチームのプロアクティブな作業を促進
  • バックアップ時間を75%短縮

Desjardinsグループについて

Desjardinsグループは北米最大であると同時に世界で5番目に大きな協同組合金融グループであり、総資産額は3,970億ドルです。Mediacorp誌による「2021年版カナダのトップ100雇用主」にランクインしています。Desjardinsグループはメンバーとクライアントの多様なニーズを満たすため、カナダ全土の広範な流通ネットワーク、オンラインプラットフォーム、子会社を通じて、個人と企業に幅広い商品とサービスを提供しています。The Banker誌が選ぶ世界のトップ金融機関にランクインしているDesjardinsグループは、業界最高水準の自己資本比率と信用格付けを誇ります。Desjardinsグループは北米最大であると同時に世界で5番目に大きな協同組合金融グループであり、総資産額は3,970億ドルです。Mediacorp誌による「2021年版カナダのトップ100雇用主」にランクインしています。Desjardinsグループはメンバーとクライアントの多様なニーズを満たすため、カナダ全土の広範な流通ネットワーク、オンラインプラットフォーム、子会社を通じて、個人と企業に幅広い商品とサービスを提供しています。The Banker誌が選ぶ世界のトップ金融機関にランクインしているDesjardinsグループは、業界最高水準の自己資本比率と信用格付けを誇ります。