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InfraServ Wiesbadenは、ハイブリッド環境全体にある顧客の重要なデータを1つのソリューションで保護しています

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高速バックアップ

InfraServ Wiesbaden

InfraServ Wiesbadenは、ドイツのヴィースバーデンにあるKalle-Albert Industrial Parkの商業スペースをリースする70社以上の企業に、ITサービスを提供しています。Microsoft 365のバックアップランサムウェア保護、個々のファイルの復元などの新しいデータ管理サービスの必要性が予測される現在、InfraServ Wiesbadenはオンプレミスのバックアップソリューションを置き換えることを決定しました。すべての要件を満たしたのはCohesityのみでした。サービスとして提供されるCohesity DataProtectは、データ保護を強化するだけでなく、専用のバックアップ設備を廃止できるようにすることでコストを大幅に削減しました。

課題

Kalle-Albert Industrial Parkでスペースをリースする企業は、InfraServ WiesbadenとITサービスの一部または全部に関する契約を結ぶことができます。「テナント候補者は常にデータのバックアップとセキュリティについて質問してくるので、安心感を与えられるソリューションを求めています」と、InfraServ WiesbadenのIT運用 & ITインフラストラクチャの責任者であるSteffen Maurer氏は話します。

InfraServ Wiesbadenは以前、実稼働、災害復旧、バックアップの3つの別々のデータセンターを運用していました。「私たちは常にセルフマネージドのITインフラストラクチャを削減する方法を模索しており、専用のバックアップサイトを維持するには高額の費用がかかります」とMaurer氏は述べます。顧客からMicrosoft 365データのバックアップの依頼を受けるようになりましたが、それは既存のHPE Data Protectorソリューションでは不可能でした。

これを機に、Maurer氏のチームは、クラウドベースのデータ管理ソリューションについて検討を開始しました。「オンプレミスでクラウドワークロードをバックアップする複雑さは望んでいませんでした」と説明します。優先事項は、セキュリティ、特にランサムウェア対策でした。「バックアップはこれまで、セキュリティソリューションとは見なされてはいませんでしたが、私たちは、他のセキュリティソリューションが失敗した場合の最後の防衛線ととらえています」とMaurer氏は話します。「当社の顧客には、エネルギーの供給や廃棄などの重要な産業に従事している企業もあり、ランサムウェア攻撃によるビジネスへの影響は大きいでしょう。」

解決策

InfraServ Wiesbadenは、Cohesityとその他のベンダーに絞り込んだ後、Cohesityを選択しました。「AWS上で実行されるCohesityのBackup as a Service (BaaS) は以前よりもコストがかからず、当社のこれまでのバックアップデータセンターに取って変わりました」とMaurer氏は言います。「M365とオンプレミスアプリケーション向けの統合バックアップソリューションにより、ITを簡素化できます。ランサムウェア対策で、データの安全性をお客様に保証することができます。今後も、Cohesityのロードマップで新しいデータ保護の進歩を活用できることをうれしく思います。」

Cohesityは、InfraServ Wiesbadenが3か月の概念検証をセットアップするのを支援しました。手始めに、Cohesityはデータセンターの仮想マシンにCohesityソフトウェアエージェントをインストールし、InfraServ Wiesbadenはステップバイステップウィザードを使用してM365をソースとして登録しました。「概念検証の中で、Cohesity BaaSでは、以前のバックアップソリューションやテストした他のソリューションよりも、バックアップとリストアの管理がはるかに簡単であることがわかりました」とMaurer氏は述べています。

現在、InfraServ WiesbadenはCohesityを使用して、約250台のVMware仮想マシン、SAPデータ、Microsoft 365ワークロードを保護しています。残りの2つのデータ センターのうち1つを廃止し、Cohesity Disaster Recovery as a Service (DRaaS)の使用を開始する計画が進行中です。「Cohesityは、3つのデータセンターを1つのデータセンターに統合し、時間短縮と予算削減を実現して顧客に提供するサービスを拡大・改善できるようにする予定です」とMaurer氏は語ります。

結果

エグゼクティブであれITリーダーであれ、InfraServ Wiesbadenのお客様全員にとって、ランサムウェア対策は最重要事項です。顧客がランサムウェア攻撃を受けても、InfraServ Wiesbadenはクラウドに保存されているCohesityのイミュータブルなバックアップからクリーンなデータをリストアできます。ビジネスの中断に対する保護を強化することで、顧客に一層の安全感が与えられます。

専用のバックアップサイトをシャットダウンすることで、コストを削減し、貴重なリソースが解放することができました。「Cohesityはバックアップデータセンターのインフラストラクチャと管理コストを大幅に削減してくれました」とMaurer氏は述べています。

Cohesityの増分バックアップは、InfraServ Wiesbadenの以前のソリューションで唯一のオプションであったフルバックアップより50%速く完了できます。顧客は、ファイルレベルのグラニュラーで迅速な復旧を高く評価しています。「以前は、テナントが個々のファイルやオブジェクトを要求した場合、仮想マシン全体を復元する必要がありました」とMaurer氏は話します。「Cohesityでは、例えば顧客の販売文書やエンジニアリング図面など、個々のファイルやオブジェクトを短時間でリストアできます。またメールボックス全体であれ単一の電子メールであれ、数時間ではなく数分で復元することもできます。」

結論として、Maurer氏はこう述べています。「Cohesityにより、当社はクライアント向けのITサービスを改善できました。オンプレミスアプリケーションや、クラウドベースのアプリケーション、Microsoft 365などのデータを1つのプラットフォーム上でBackup as a Serviceとして提供できるようになったほか、ランサムウェア対策ではお客様に安心感を提供し、クラウドバックアップは専用のバックアップデータセンターを運営する多大なコストを排除してくれました。」

InfraServ Wiesbaden

主なメリット

  • 50%速いバックアップ
  • 個々のファイルの迅速なリストア
  • 業界をリードするランサムウェア対策
  • 専用のバックアップ施設を閉鎖してコストを削減
  • オンプレミスとMicrosoft 365ワークロードをバックアップする単一ソリューション

InfraServ Wiesbaden社について

InfraServ Wiesbaden社は、ドイツのヴィースバーデンにあるKalle-Albert Industrial Parkのテナントにさまざまなインフラと技術サービスを提供しており、96ヘクタールの敷地を使用する多くの企業を支援するために850人の従業員を雇用しています。InfraServ社が管理するコアプロセスは、エネルギーの供給と廃水処理ですが、施設の開発、調達と物流、および人事部のサービスにおける支援も提供できます。