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より高速なリストア
従来のソリューションからオンプレミスアプライアンスで稼働するCohesityに移行し、またCohesity Backup as a Service (BaaS) サービスも使用することで、セントジョンズ郡保安官事務所 (SJSO) はデータセキュリティを強化し、バックアップメンテナンス時間を毎月15時間からわずか2~3時間に短縮することができました。ファイルのリストアにかかる時間は30分から5分に短縮され、BaaSサービスを導入することで、同部門が保持するMicrosoft 365ユーザーデータ用のストレージハードウェアに数十万ドルを投資することなく、データセキュリティを強化することができました。
SJSOのITチームは、現地の911緊急派遣センターや郡刑務所など、地域の27万5,000人の住民と900人以上の従業員が使用するすべてのアプリケーションとサービスを管理しています。「もし私たちのシステムがダウンすれば、多くの重要な業務が停止してしまいます」とセントジョンズ郡保安官事務所のITマネージャーであるJake Parham氏は言います。「警察やパトロール担当のユーザーはオフラインモードで職務を遂行できるものの、多くの主要な業務アプリケーションは、システムが利用できなければ使用できません」
同保安官事務所は長年にわたり、オンプレミスのQuest Rapid Recoveryバックアップソリューションに依存してきました。「古いデータ保護ソフトウェアは、バックアップに関する限り、最初は十分に機能していました」とParham氏は説明します。「データはそれなりに簡単に取り出してリストアできましたが、従来の技術を基盤としていたため、そのシステムでは私たちのニーズに応えることができなくなっていました」
更新時期が近づき、Parham氏は他のCohesityユーザー数人のレファレンスを確認したところ、全員がCohesityソリューションを強く推奨していました。「Cohesityの既存の顧客からの素晴らしいフィードバックを聞き、その後、Cohesityのウェブサイトでデモをいくつか視聴し、オンラインでラボをいくつか完了しました。Cohesityは非常に堅牢でユーザーフレンドリーなプラットフォームであることがすぐにわかりました。Cohesityは、今後、最新の次世代ソリューションに対する当保安官事務所のデータ保護ニーズに大いに応えてくれると確信しました」
2020年、SJSOはデータ保護環境をアップグレードし、オンプレミス導入と、 AWS上でホストされる サービスとして提供されるCohesity DataProtect の両方を使用するハイブリッド運用モデルを選択しました。「Cohesityの場合、多くの追加ストレージインフラを事前に購入することなく、貴重なユーザーデータを保護することができます。また、ハードウェアを調達する必要がなかったため、1時間かからずにCohesityサービスを起動し稼働させることができました」とParham氏は言います。
Cohesityのオンプレミスソリューションは、同保安官事務所のファイルサーバー、 SQLデータベースサーバー、ドメインコントローラー、アプリケーションサーバー、Webサーバーを保護するために使用され、また、Cohesityソリューションは、クラウド内のすべての Microsoft 365 データを保護します。
「余計なストレージインフラを先行投資しないで済むよう、Cohesityサービスを導入することにしました」とParham氏は言います。「M365ユーザーが900人を超えれば、必要となるストレージ容量がIT予算を食いつぶすことになりかねません。そこで、新たなストレージシステムに何十万ドルも費やすより、Cohesityのサービスを購入したほうが良いだろうと考えたのです。また、Cohesityの柔軟な価格設定モデルも気に入りました。私たちは、自分たちの要件にぴったり合うユーザー単位のライセンスを選択しました」
「以前のバックアップソリューションでは、より多くの手間とメンテナンスが必要でした」とParham氏は言います。「私は少なくとも毎月15時間を、データ保護だけに費やしていました。Cohesityでは、月に2~3時間しかかかりません」
また、Parham氏は、Cohesityの次世代データ管理プラットフォームと管理UI (ユーザーインターフェイス) であるHeliosも高く評価しています。このHeliosでは、包括的なデータサービスが提供され、オンプレミス導入とBaaSの両方をひとつの統合管理画面で管理できます。「Heliosのダッシュボードは最高です」と同氏は言います。「数日ごとに管理インターフェイスにログインし、すべてが正常に機能しているかどうかをチェックするだけです。Heliosから自動アラートを受け取ることはありますが、その内容に目を通し、ハイブリッドクラウド環境全体ですべてが順調かどうかを確認するのに役立っています」
「ITチームはCohesityのグローバル検索機能にとても満足しています」とParham氏は言います。「ファイル名を入力するだけで、バックアップが瞬時で見つかります。リストアプロセスが完了していない場合でも、任意のVM (仮想マシン) をリストアして、すぐにオンラインにすることができます。行方不明になったファイルやフォルダをリストアする必要が数回ありましたが、このソリューションのおかげで非常に迅速かつ簡単にリストアできました。以前はファイルのリストアに30分かかりましたが、Cohesityでは5分もかかりません」
「Cohesityでのバックアップは、WORM (Write Once, Read Many) コピーです」とParham氏は言います。「バックアップの変更ができないため、データセキュリティが強化されました。現在、バックアップは複数のアレイに分散されていますが、オフサイトロケーションに別のアレイを追加することを考えています」
セントジョンズ郡保安官事務所は、フロリダ州セントジョンズ郡の27万5,000人の住民に安全、保護、その他の不可欠なサービスを提供しています。同保安官事務所の使命は、協力、卓越性、リーダーシップを通じて、安心して家族が住み、働き、訪れることのできる国内最高の場所となることです。詳細については、https://www.sjso.org.をご覧ください。
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