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Beckman Coulter、Cohesityのバックアップ・アズ・ア・サービスでデータ管理のセキュリティを強化

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11のグローバル拠点に対応したプラットフォーム

Beckman Coulter Life Sciences

世界中の病院、研究機関、診療所が、Beckman Coulterの診断機器を信頼し、より良い医療サービスを提供しています。セキュアで信頼性の高いデータ管理は、ビジネスの中断を防ぎ、新製品を
市場へいち早く投入する上で、極めて重要です。Beckman Coulterでは、9箇所の大規模なグローバル拠点におけるオンプレミスバックアップにCohesityを標準化することにより、バックアップと復旧をシンプル化し、セキュリティ体制を強化しました。同社は、現在、小規模なサイトも対象として取り込み、 Cohesity DataProtectをサービスとして提供し、‭AWS 上でホストされています 。セルフマネージド環境とSaaS環境の両方に対応する単一のインターフェイスにより、管理が大幅にシンプル化されました。アップグレードはもはやシステム停止を必要としません。さらに、Cohesityのイミュータブルバックアップは、ランサムウェアからビジネスを保護します。

課題

Beckman Coulterは2019年まで、最大規模のグローバル拠点で、Arcserve、Dell Avamar、Veeam、Veritas Backup Execなど、さまざまなバックアップソリューションを採用していました。「標準化されたバックアップソリューションがなかったため、グローバル全体のバックアップをモニタリングしたり、SLA (サービスレベルアグリーメント) の達成状況を確認したりするのが複雑になっていました」と、同社のITシステムエンジニア、Kevin Chi氏は語ります。拠点ごとに、使用されているバックアップソリューションに精通した技術者が必要となるため、コスト増に繋がっていました。既存のソリューションでは、増大するビジネスリスクであるランサムウェアからの保護が不十分でした。さらに、同社では「クラウドファースト」への取り組みの一環として、オンプレミスのインフラコストと管理オーバーヘッドを削減するため、小規模拠点向けのバックアップとアーカイブをSaaSモデルに切り替えることを希望していました。

解決策 

Beckman Coulterは、全社標準となるデータ管理プラットフォームを評価するため、社内に存在するすべてのソリューションに加え、Cohesityも比較しました。「Cohesityのプラットフォームは、シンプルな管理インターフェイスとイミュータブルバックアップによるランサムウェア保護が際立っていました」と、Chiは言います。「また、複雑な構成プロセスに手間をかけず、各拠点に適した構成のアプライアンスを注文できる点も気に入りました。」

現在、同社では3大陸にまたがる9箇所の主要データセンターにおいて、Cohesity DataProtectを利用して、NetAppファイル、 Nutanix AHV、Oracle ERPデータをローカルのCohesityクラスターにバックアップと復旧を行っています。中央集約型のオペレーションチームは、すべての拠点のバックアップをすべて単一のインターフェイスから監視し、管理、報告、監査をシンプル化しています。データリストアは高速です。「弊社のフェニックスオフィスでは、24時間以内にファイル、VM、またはERPデータをリストアするリクエストの85%に対応可能です。

2022年、Chi氏は別の課題を解決するため、再びCohesityに協力を依頼しました。「弊社にはクラウドファーストのポリシーがあり、小規模なオフィスでもバックアップとアーカイブをクラウドに切り替えたいと考えていました」と、Chi氏は言います。同社は、コロラド州のR&D施設から開始し、サービスとして提供されるCohesity DataProtectを利用して、Microsoft Hyper-V VM(仮想マシン)と、DHCPやファイルサーバーなどの共有サービスをバックアップし、アーカイブすることを決定しました。

BaaS(Backup as a Service)のオプションをCohesity、Commvault、Veaamに絞り込んだ後、Beckman Coulterが選んだのはCohesityでした。「CohesityのBaaSを利用すれば、小規模な拠点にはオンプレミスのインフラを用意する必要がありません」と、Chi氏は語ります。「オンプレミスやクラウド上のすべてのバックアップを一元管理できるため、これがSLAの達成に繋がりました。また、長期保持要件の遵守はCohesityが自動で行うため、心配する必要がなくなりました」

Beckman Coulter Life Sciences

結果

Beckman Coulterは現在、Cohesityを利用して、北米、フランス、アイルランド、インドにある11の拠点で330TBのデータをバックアップしています。フェニックスオフィスだけでも183TBに上ります。シンプルな管理イインターフェイスにより、拠点ごとに技術者を配置する必要がなく、中央のオペレーションチームがバックアップとリストアを管理できるようになりました。

同社のセキュリティ体制は現在、より強固になっています。その理由のひとつは、Cohesityのイミュータブルバックアップにより、同社ではランサムウェア攻撃が発生した場合でもクリーンなデータをリストアでき、コストとビジネスの中断を回避できるからです。さらに、バックアップ間のファイル数の大きな変化など、サイバー攻撃の兆候と見られる異常なアクティビティがあった場合、Cohesityのダッシュボードにより、オペレーションチームにアラートが発出されます。「先日、Cohesityのダッシュボードで、数百のアプリケーションファイルが削除されたというアラートを受け取りました」と、Chi氏は回想します。「アプリケーションチームからアップデート作業中であると連絡があったため、特に問題はありませんでした。もし攻撃によるものであったとしても、イミュータブルバックアップからファイルをリストアできるという安心感がありました。」 最後に、同社ではセキュリティ拡張機能を含むソフトウェアリリースが利用可能になり次第、速やかにインストールを行うようになりました。一方、BaaSのアップデートは、Cohesityが直接対応しています。「過去に使っていたバックアップソリューションでは、ソフトウェアのアップグレードがダウンタイムを必要とするため、アップグレードの延期が度々ありました」と、Chi氏は言います。「Cohesityの無停止のアップグレードにより、四半期ごとに定期的にアップグレードを行い、最新のセキュリティ機能が利用できるようにしてあります。」

Chi氏は、次のように結論付けます。「Cohesityは優れたテクノロジーを提供してくれるだけではありません。素晴らしいパートナーでもあります。弊社のCohesityチームは、導入とサポートを成功させることにコミットしており、現在および将来にわたってビジネスを保護するために必要な機能が備わっているよう、最善を尽くしてくれています。」

主なメリット

  • ランサムウェア対策を含むより強固なセキュリティ
  • ほとんどのVMリストアのリクエストに24時間以内に対応
  • オンプレミスとクラウドのすべてのバックアップを監視する単一のダッシュボード
  • クラウドアーカイブの自動化
  • アップグレード中も中断のないバックアップ

Beckman Coulterとは

Beckman Coulterは、科学、技術、チームメンバーの情熱と創造力を活用し、医療成果の向上における診断ラボの役割を強化することで、医療の発展に取り組んでいます。同社の診断システムは、世界中の病院、基準研究所、診療所で採用されています。2011年以来Danaher Corporationの運営会社であるBeckman Coulterは、カリフォルニア州ブレアに本社を置き、世界中で11,000人を超える従業員が、より健康な世界の実現に向けて熱心に業務に励んでいます。