アイスランドにあるDK Software社が、Cohesityに切り替えて信頼性、使いやすさ、容量効率を強化

DK Software社は、アイスランドにあるビジネスソリューションソフトウェアの大手プロバイダーです。同社は、約5,000の中小企業と約8,000人のユーザーにサービスを提供しており、クライアント企業には、小売業、接客業、会計業が含まれます。主な業務は、クライアントのエンタープライズリソースプランニング (ERP) 要件を満たすことです。会計部門や金融部門で、DK Software社はアイスランドの市場シェアの40〜50%を占めています。

DK Software社は22年間にわたり継続的に前年比15%の成長を達成しており、eコマースなどの新しい成長分野で活躍しています。

課題

DK Software社を利用する第一線の企業の大半が、サービスプロバイダーです。これらの企業の評判と業務は、必要なときにいつでも利用でき、リアルタイムの更新と継続的なデータ可用性を提供するデジタル化されたシステムに依存しています。コンピュータの停止やデータ損失が発生すれば、DK Software社のクライアントが販売機会を逃し、評判を損なう可能性があります。問題が発生した場合でも、クライアントはDK Software社がサービスを完璧に、シームレスかつ高速に提供することを期待しています。

以前、DK Software社は、外部委託のホステッドバックアップ/リストアソリューションを導入していました。当時のベンダーとアップグレードについて協議した際、ベンダーがホステッドソリューションの継続に熱心だった一方で、DK Software社は自社データの所有率を増やし、より高度な制御を要望していました。DK Software社のチームが運用上のメリットとして求めていたのは、一言で言えば「簡素化」でした。

同社は、社内の技術専門スタッフに24時間頼ることなく必要なタスクを実行し、緊急のリストア時にクライアントを支援できるスタッフの幅を広げる必要がありました。また、クライアントサービスが社内で完了するように、セルフサービスシステムの導入も強く望んでいました。

さらに、DK Software社は予算面での検討が必要だとしながらも、バックアップとリストアソリューションが不可欠な経費であることを認識していました。責任者が問題にしたのは、支出がその金額に見合う最高の価値を提供しているかということでした。DK Software社のテクニカルサポート部門の責任者であるBrynjar Hermannsson氏は、当時のシステムについて「問題はありませんでしたが、最新の技術ではなく、徐々にコストがかさむようになりました」と述べています。

解決策 

最近、DK Software社は新しいソリューションに投資したものの、その後すぐにその選択を再検討し、最初のソリューションからCohesityに切り替えました。 DK Software社のチームは、これが大正解だったと考えています。

Cohesityにより、DK Software社にとって極めて重要な3つの考慮事項が統合されました。Hafdal氏によれば、「ユーザーインターフェイスは分かりやすくて使いやすく、サポートはとても素晴らしく、営業チームは優秀でした。私は、営業チームと直接連絡をとることができました。このチームは私たちが行き詰まったときに本当に役に立つフィードバックを提供してくれ、常に私たちのニーズを把握しようと努めてくれました。時には、自分たちがまるでCohesityの唯一の顧客であるかのような気分になることもありました。」

DK Software社は、アクティブ/パッシブ構成で2つのサイトにわたってCohesityを導入しました。Cohesityのレプリケーションは、迅速な災害復旧を保証し、サイト間にエアギャップを提供し、これによって、マルウェアのクロスコンタミネーションの可能性を排除します。4つのノードには96TBの容量があります。

結果

以前のベンダーでは、DK Software社は24時間に1回バックアップを実施しており、そのため、クライアントがリストアを要求した場合、クライアントは過去23時間以上のデータを失う可能性がありました。Cohesityが提供する相対的な速度と効率により、バックアップを4時間間隔で開始できるようになり、バックアップの頻度が6倍に増加しました。また、2時間ごとのバックアップへの移行が間もなく実施される予定で、これにより、クライアントの復旧ポイントが12倍に増加します。これだけにとどまりません。

Hermannsson氏によれば、「以前は、私たちのストレージ容量の14%が24時間のバックアップサイクルで消費されていました。4時間サイクルへの移行で使用される容量はわずか20%にすぎず、そのため、2時間サイクルへの移行は私たちの能力の範囲内で、追加コストなしで利用でき、1.5年から2年の投資回収率 (ROI) にも影響しません」 これは、Cohesityの可変ブロックデータ複製とクラス最高の容量効率によるものです。

主なメリット

• 100%の信頼性とストレージ効率の向上
• バックアップとリストア速度が最大80%高速化
• シンプルなセルフサービスにより、オンデマンドでリストアを実現
• 2年以内の投資回収率 (ROI)
• 重要なサービスのリストア時間が4倍に改善