H.I.G. Capital社、AWS上のCohesity FortKnoxでセキュリティを強化し、エンジニアの時間を節約

H.I.G. Capital社は、世界大手のオルタナティブ資産投資会社です。時間とともに、従来のクラウドバックアップソリューションの信頼性が低下していました。また、ランサムウェア対策や仮想サーバーの迅速なリストア手段もありませんでした。H.I.G. Capital社がソリューションを見出したのは、AWS上の隔離されたランサムウェア対策機能を装備するバーチャルデータ保管庫にイミュータブルバックアップを保管するCohesity FortKnoxでした。

課題

H.I.G. Capital社は10年以上にわたり、LiveVaultを使用してクラウドで仮想マシンをバックアップしてきました。「私たちが長年採用していたソリューションは時代に追いついていませんでした」とCIOであるLuis Suarez氏は言います。「定期的に発生する不具合の解決に時間がかかりすぎていました。仮想マシンに不具合が発生した場合、エンジニアリングチームはバックアップされたデータから再構築しなければならず、これには数日を要しました。また、サイバー脅威の高まりに伴い、ランサムウェア対策も必要になりました」

解決策 

H.I.G. Capital社は、Cohesity DataProtectを採用し、2つのデータセンターで30TBの仮想マシンとデータベースのバックアップを開始しました。支社で稼働しているいくつかのサーバーは、サービスとして提供されるCohesity DataProtectを使用してクラウドにバックアップされています。保管場所がどこであっても、Cohesityのバックアップは、ランサムウェア攻撃の一環として暗号化または削除されることはありません。 

1年後にAWS上のCohesity FortKnoxが導入されたとき、H.I.G Capital社はセキュリティの一層の強化を図るため、このソリューションを導入しました。 

結果

導入からわずか3か月後、H.I.G. Capital社は事業継続性にとってCohesityがいかに重要であるかを実感することになりました。「欠陥のあるパッチがCitrixサーバーに影響を与えたとき、数回クリックするだけで、安全だと分かっているスナップショットからサーバーをリストアできました」とSuarez氏は言います。「最初のサーバーは1時間でオンライン復旧し、他のサーバーもすべて1日以内に復旧しました。Cohesityの導入前は、エンジニアはサーバーをゼロから再構築し、これらをテストし、セキュリティコンプライアンスをチェックするのに2日間も費やしていました」

Cohesityでは、一から構築する必要はありません。「クラウドバックアップの基本的な部分はCohesity FortKnoxがやってくれるので、私たちはこれに時間を費やす必要はありません」とSuarez氏は言います。「セキュリティを強化しながらよりスマートな業務を支援するため、投資先の企業にもFortKnoxを勧めています。この両方をひとつで叶えられる製品は素晴らしいものです」