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連邦政府機関のクライアント、Cohesityによりシームレスなデータ管理と総所有コスト (TCO)の削減を実現

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スナップショット復旧時間の改善

SEVTECH

Acceptance Insurance

SEVTECH社は、バージニア州に本社を置くITコンサルティングおよびサービスプロバイダーで、2014年に設立されました。同社のミッションは、連邦政府機関、州政府機関、地方自治体のクライアントをターゲットに、最先端のITソリューションを提供することです。同社は、各政府機関のクライアント向けITソリューションの実装に費やされる税金の価値を、最大限に高めることを目指し、その実現に努めています。

課題

SEVTECH社は最近、バーチャル化された環境をバックアップするデータ管理ソリューションの設計と、事業継続性を確保するため災害復旧サイトへのデータレプリケーションを必要とするある連邦政府機関と契約を締結しました。SEVTECH社は40カ所のブランチロケーションと大規模なデータ量をカバーする新しいソリューションの構築を依頼されました。

この連邦政府機関の各ブランチロケーションはそれぞれ最大80TBのデータ管理を担当しており、さらに要件を複雑にしているのは、各サイトがそれぞれの管轄区域の規則と規制に準拠しなければならない点です。こうしたマンデートにより、各ブランチロケーションにおいてデータを隔離し、安全に管理することが不可欠でした。この連邦政府機関は、分散型環境を効果的に管理し、シームレスなスケーラビリティを実現するためのソリューションを必要としていました。

解決策 

Cohesity、 Commvault を含む複数のプロバイダーについて概念実証(PoC)を実施した結果、SEVTECH社は柔軟でスケーラブルなデータ管理ソリューションとしてCohesityを推奨しました。Cohesityが導入の容易さ、スケーラビリティ、使いやすさ、データを大規模かつ迅速にリストアする能力において優れており、採用されました。他のベンダーは、この連邦政府機関が求めるリストア機能を提供できなかったり、場合によってはリストア自体が失敗したりしましたが、Cohesityは信頼性の高いデータリストアが可能なだけでなく、魅力的なライセンスモデルも備えていました。

この連邦政府機関は、完全に統合されたデータ管理ソリューションであるCohesity DataProtect を導入しました。Cohesityはバックアップと復旧に加え、VDI環境向けの NASファイルサービス も提供しています。これにより、VDIインスタンス用のファイルサーバーとしての役割を果たし、Active Directoryユーザー向けのネットワーク共有を提供します。

導入以来、この連邦政府機関はユースケースを拡大しており、今後近い将来、Cohesityのその他の機能についても検討する予定です。Cohesity DataPlatform Virtual Editionのテストが完了しており、承認あり次第、ブランチロケーションに導入されることになっています。この連邦政府機関では、Cohesityを利用してオンプレミスからAWSへのデータレプリケーションもテストしています。 FedRAMP を含む要件が内部的に満たされた時点で、CohesityのAWS Glacierとのネイティブ統合を活用して 災害復旧を実装する予定です。SEVTECH社はまた、プライマリデータセンターがオフラインになっている間、 Nutanix環境 からCohesityにVM(仮想マシン)をリストアし、代替データセンターでの本番環境で実行できるようにするため、この連邦政府機関と協力しています。

結果

Cohesityを導入して以来、SEVTECH社はクライアントに対して多大なる成果をもたらしてきています。以前のレガシーソリューションと比較して、スナップショットの復旧時間が25%以上短縮されました。Commvaultと比較して、全体的なバックアップと復旧の時間が半分以上短縮されました。

各ブランチロケーションにおける電力とディスクスペースの総所有コスト (TCO)削減など、さまざまな形でコスト削減効果がありました。この連邦政府機関では、データアーカイブのクラウド移行を採用することでコスト削減を継続するとともに、管理が容易になることで運用コストの削減も見込んでいます。Cohesityのポータブルライセンスモデルはコスト効率が良く、競合他社を凌駕しています。

Cohesityのソリューションでは、データ管理の柔軟性を提供し、この連邦政府機関がデータ管理とリストアの方法を選択できるオプションを提供します。VM をプライマリストレージから Cohesity にリストアできるようになったことで、IT チームによる事業継続性の提供が可能になります。例えば、あるサイトがダウンした場合、動画像を別の場所のVMにリダイレクトすることができます。これにより、、VMの再構成や監視データの損失を回避できます。Cohesityでは、オンプレミスのセカンダリデータセンターまたはクラウドへのデータレプリケーションが可能になっており、データの完全性が確保されます。

「Cohesityは、すべての要件を満たすデータ管理プロバイダーとして私たちが顧客向けに選定できた唯一の企業であり、環境が要求するハイパーコンバージドモデルを提供できる点でも優れていました」と、Venson氏は述べています。「Cohesityはバックアップと復旧以上のものを提供しており、これはクライアントにとって大きなメリットです。」

主なメリット

  • 必要なディスク容量と電力の減少による総所有コスト (TCO)の削減
  • 高度なネイティブ統合と機能による、より高速で信頼性の高いデータの復旧
  • 複数のユースケースと機能に対応可能なCohesityによる、運用コストの削減
  • パブリッククラウドへのデータレプリケーションなど、事業継続性を確保するための複数のオプションを備えた柔軟なソリューション