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金融サービス業界のサイバーレジリエンス

概要

銀行にとっては、データこそがビジネスであり、信頼こそが商品です。すべての取引、支払い、そして顧客記録は、利用可能で正確であり、かつ確実に保護されているデータに依存しています。その依存関係こそが、今や主な標的となっています。ランサムウェアのグループはまずバックアップを狙ってきます。なぜなら、データを復旧できない銀行は、身代金を支払うしかないからです。

そのことは数字によって裏付けられています。当社のグローバルなサイバーレジリエンスに関する調査によると、金融サービス企業の77%が重大なサイバー攻撃を受け、87%が収益の損失を報告し、93%が法的または規制上の問題に直面したことが明らかになりました。それにもかかわらず、成熟したサイバーレジリエンスを備えているのはわずか5%でした。昨年、Cohesityが対応したインシデントの80%以上は、IDプロバイダーの侵害が関与しており、金融サービス業界における情報漏洩の平均被害額は現在、590万ドルを超えています (IBM、2024年)。

サイバーレジリエンスプラットフォームの選定の担当者は、このギャップを埋める必要があります。顧客、経営陣、調査員などのすべてに満足してもらうためには、単にデータをバックアップするだけでなく、データ内部での攻撃を確実に検知し、クリーンなコピーを隔離し、最低限の機能を備えた銀行システムを迅速に復旧できることを保証しなければなりません。

解決すべき問題は、

  • バックアップを標的とするランサムウェアです。攻撃者はまず復旧データに狙いを定めます。従来の変更可能なバックアップは単一の障害点となるため、予防策だけでは不十分です。
  • 規制の強化。NYDFS Part 500、DORA、Sheltered Harbor、GLBA、およびPCI DSSはいずれも、実証可能な復旧、多要素認証 (MFA)、ロールベースのアクセス制御 (RBAC)、NPIの暗号化、および監査証跡を求めています。
  • 無秩序な増殖。多くの銀行では、バックアップ、アーカイブ、災害復旧 (DR)、保管庫、検索といった用途向けに、3~5種類の製品を併用しています。また、データ量は18か月ごとに倍増するため、コストや攻撃対象領域もそれに伴って拡大しています。
  • 実証できる復旧。システムは、インシデントの最中に「うまくいくことを願う」のではなく、実証可能なスケジュールに基づいて、正しい順序で復旧する必要があります。

主なメリット

  • レジリエンスの強化
  • 迅速な復旧
  • 優れた総所有コスト (TCO)
  • オンデマンドでのコンプライアンス実績
 

Cohesityのお客様

  • 小売銀行、商業銀行、投資銀行
  • 信用組合、住宅金融組合
  • ネオバンク、デジタルファーストの新規参入企業
  • 資本市場、取引所、証券会社
  • 決済代行会社、フィンテック企業
  • 保険会社、資産運用会社

Cohesity Data Cloudが、銀行のサイバーレジリエンスを強化する仕組み

Cohesity Data Cloudは、AIを活用したデータセキュリティプラットフォームであり、バックアップ、復旧、脅威検知、データ分類、IDレジリエンス、およびサイバー保管庫を、1つの堅牢な基盤上に統合するものです。個別の製品をつなぎ合わせるのではなく、顧客のチームは、オンプレミス、クラウド、SaaS、エッジ環境を横断して、統一されたコントロールプレーンから、レジリエンスをひとつの分野として管理します。このポートフォリオは、4つの成果を軸に構成されています。

1. バックアップと復旧のモダナイズ

Cohesity Data Cloudは、グローバル重複排除、ポリシーベースの自動化、および単一のUIにより、コアバンキングシステム、取引および決済プラットフォーム、顧客データベース、M365、およびクラウドネイティブなデータソースに対する保護を迅速化し、簡素化します。サイロを統合することで、コストと、防御すべき攻撃対象領域の両方を縮小することができます。

2. 脅威を検知し、迅速に対応

  • AIを活用した異常検出機能は、バックアップのたびにデータをスキャンし、ランサムウェアの兆候を探し出すため、データそのものから攻撃を検知することができます。
  • 脅威対策機能により、脅威を検知・調査できるようになるため、破壊的なサイバー攻撃のリスクを軽減することができます。Cohesity Data Cloudには、Google Threat IntelligenceおよびSophosによる業界トップのスキャン機能が搭載されています。
  • クリーンルームの復旧とDigital Jump BagTMにより、最悪の事態においても、最低限の稼働基盤を再構築することができます。
  • Cohesity Identity Resilience (Semperisを搭載) は、金融セクターにおけるインシデントの最大の原因となる単一の障害点であるActive Directoryを復旧させます。
  • Cohesity CERT (サイバー事案対応チーム) は、最も重要な局面において、顧客のインシデント対応パートナーと連携して対応します。

 

他社の製品では、オンプレミスおよびクラウドのデータをバックアップするために、別々の管理用コンソールが必要です。それでは、別々のベンダーを利用しているのと変わりません。Cohesityであれば、1つの画面ですべてのデータ(仮想マシン、ファイル共有、Microsoft 365のデータ)を一元管理できます。将来的には新たにソリューションを購入することなく、オンプレミスでもクラウドでも、ワークロードを保護できると分かっていることは、さらに大きなメリットです。」

First Bank & Trust 技術責任者、Luke Schwingler氏

3. クリーンなコピーを隔離し、リスクを軽減

Cohesity FortKnoxは、最後の防衛線となる、隔離され、エアギャップ化されたサイバー保管庫を提供します。これは、多層的な防御アーキテクチャ (イミュータビリティ (変更不可)、WORM、クォーラム、CohesityマネージドKMS、MFA、および細かい単位でのRBAC) によって支えられています。

4. 調査員に対してコンプライアンスを証明

  • NYDFS 23 NYCRR Part 500: MFA、設定可能なRBAC、保存時および転送時のNPI暗号化、バックアップの異常を検知するためのSIEM連携、Security Centerによる資産インベントリの自動化、およびCyberscanによる脆弱性スキャン(Tenable対応)。
  • DORA (2025年1月17日施行): 検証済みかつ実証された復旧体制により、DORAの5つの柱にわたって、備え、保護、検知、対応、復旧の成果を支援します。
  • Sheltered Harbor、GLBA、PCI DSS、GDPR: イミュータブル (変更不可の) 保管庫内のコピー、データガバナンス、自動保存機能、および独立監査を迅速化する監査ログ。

経済的な根拠を示す

Cohesity Data Cloudへの統合により、ライセンス費用、ラックスペース、電力、冷却コストが削減され、監査準備に費やす管理業務の時間も短縮されます。また、準備が整っていない金融機関において、サイバー保険料が前年比で20~40%上昇する要因となっているリスクも軽減されます。Nationwideは、従来のデータ保護システムをCohesity Data Cloudに置き換え、年間200万ドルのコスト削減を実現するとともに、レジリエンスを強化しました。このような実証例は、社内のビジネスケースを裏付ける根拠となります。

今こそ、Cohesity Data Cloudを活用してサイバーレジリエンスを強化する時です

従来のバックアップツールは、ファイルをリストアするために開発されたものであり、標的型攻撃に耐えるようには設計されていません。Cohesity Data Cloudは、業界のベストプラクティスに準拠し、バックアップデータ内の脅威を検知し、アプリケーションを意識したワークロードを適切な順序で復旧させ、最悪の事態に備えてサイバー保管庫に保存されたコピーを保持します。これらすべてを、業界最低のTCOで実現します。

新しい一歩を踏み出す

証拠に基づいてサイバーレジリエンスのレコメンデーションを策定しましょう。Cohesityのソリューションアーキテクトによるランサムウェアレジリエンスのワークショップをリクエストいただくか、DORAの5つの柱およびNYDFSの技術的制御に準拠した無料のコンプライアンス評価をご利用ください。

詳細については、cohesity.com/solutions/financeをご覧ください。

図1: Cohesityのお客様
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